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2012年4月30日月曜日

真実とは


ひとつ、面白いなぁと思い気になったので考えてみる。

職場の送別会で送られる側として参加してきた。
最近新しく入った他店から来た男性店長と新人スタッフの歓迎会も兼ねていた。

その店長はうちの彼とも昔からの仲だったようで、
店長なりの彼の噂を言っていた。

私と彼の期間を訊き、「あぁそういう順番か」「彼はフェードアウトが得意だよ」と。

それを聞いた私は以前なら漠然と気になり不安になっていただろうと思った。

そっか、これって試されているなと思った。最近の私は無敵だしな。

「そういう順番か」→ 私もいろんな人と交際してきたから順番はそりゃああるよな。
私の昔からの知人たちは私が変な人と付き合ったり、傷つくような恋をしてきたことを見てきている。
別れたほうがいいよと言ってもらっていたのに、なかなか別れるのに時間が掛かったりもした。
私の友人が私の彼に向かい「そういう順番か」と言うのと同じことだな。
まぁ私の友人たちはそんな失礼なこと言わないだろうが。
しかし店長は私に考える機会を与えてくれたから失礼だけど有難い。


「フェードアウトが得意」→ この店長はたまたま彼がフェードアウトしたくなるような人と付き合っている時を見ていたんだろうな。
または、彼を好きだった女の子が最近連絡来ないと嘆いていたのかもしれないね。
フェードアウトするということは、「あぁ、僕とは合わないな。でもはっきり言うと彼女を傷つけてしまうかもしれない」という彼の優しさなのかもしれないし、
言うのが面倒だという優柔不断さなのかもしれない。

店長の発言は店長の視点から見て、聞いて、感じ、頭に残っていたことであり、真実というものとはイコールではないと思う。
そして店長もこれは噂だけどね。と一言付け加えていた。

マスコミの記事を鵜呑みにしているのと同じかもね。


事実此処に存在しているものというと、彼のおかげで人生観が変わり、視野が広がり、本を積極的に読むようになり、得意分野を改めて自分の才能として認め伸ばそうとしている私が此処にいる。
これは彼のおかげだ。彼は最高の恋人だ。彼のおかげで自分の軸を持つことが出来た。

すべての物事は中立で意味付けをするのは私自身。

私の目の前で起こることを私の固定概念・観念で決めつけることをせずに、物事をそこに置き、多方向・多方面から見て考えていこうと改めて考えるきっかけになった。

旅のあいだに、彼も心変わりをするかもしれないし、しないかもしれない。
ただ、彼が幸せならばそれでいい。

最近考え方が変わったからか、彼といる時も以前より楽しい。
きっと彼も同じであろう。

すべては良い方向に流れていくから、互いに離れるのが良い流れなら自然とそうなるんだろう。
今は一緒にいるのが楽しい。

そして元気な私の姿を見て元気になってくれたら嬉しいと思う。