2015年7月2日木曜日

「神の肉 テオナナカトル」

AKIRAさんの書籍紹介です。

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神の肉テオナナカトルの紹介VTR



めるくまーるより
1,700円


突然の父の死。
 父の暴力によって幼少から植えつけられた恨み、トラウマ。死んだ父親さえ憎みつづける自分が、どうしようもない無能者に思えた。しかし死者をあの世から連れもどせるわけはない。
 ……まてよ。ひとつだけ方法がある。


 序章  父の殺害
  ニューヨーク       行方不明   
  日光            犯人の帰郷      

 第一章 アステカの生贄
  メキシコシティー    生贄の都
  コヨアカン        血まみれの自画像
  テオティワカン     人が神になる場所
  アレーナ・メヒコ     アナタ、バカモーノ!
  グアダルーペ      世界三大奇跡

 第二章 ペヨーテの狩人
  サンタ・イサベラ    救世主
  ウィリクタ         聖地巡礼
 
 第三章 マヤの予言
  トゥルム         楽園の幽霊
  チェチェンイッツァー  水の魔法使いの井戸
  パレンケ         人類滅亡

 第四章 神の肉
  オアハカ         秘密の扉
  ウアウトラ        死者の国
 
 終章 孤独の背中
  日光           追悼登山



 メキシコのマサテク族は何百年ものあいだ神の肉テオナナカトルを喰らって、あの世と交信してきたという。父がこの世にもどれないのなら、僕があの世を訪れるしかない。死者の国メキシコが僕を呼んでいた。 
60年代には、神の肉を求めてメキシコの山奥にある村に世界中の人がつめかけた。
僕は致死量と言われる神の肉を食らい、あの世へ通じるドアを開けた。
 
 人間の意識はどこまで拡大できるのか? 
 家族とはなにか?
 切実な痛みをかかえ、メキシコを舞台に激辛の愛を描きつくした自伝的冒険小説。 
 AKIRAがたどり着いた最新の境地。


 自伝的作品の多いオレの中でもこれは総決算である。誰もが抱える家族との葛藤がメインテーマだけに、みんな自分の両親と重ね合わせて読める。オレ的には最高傑作だし、「セカチュウの100倍感動しました」などというメールをもらうが、
 「本との出会いも、必要なとき、必要な人に届く」ものである。

 AKIRA文学のリバイバルブームにのって復刊が相次いでいる。
そんななか「いちばん泣けるAKIRA本」、「家族テーマの自伝」、「メキシコのディープな紀行文」、「マヤ族とウイチョル族、マサテク族が描かれている本」、「幻覚サボテンと幻覚キノコの奥深さを知る本」として待たれていた、2004年に出版された「神の肉テオナナカトル」が2012年11月、ついによみがえった。
この本は世界でも類を見ない「家族再生」の物語だ。
オレの本はほとんどが自伝だが、自分の家族や生い立ちを描いた本はこれだけである。
「家族」や「背中」、「おさない瞳」や「Life is beautiful」などの家族を歌った曲で断片は垣間見られるだろうが、その全体像や心の葛藤があますところなく書かれている。
読者は自分の家族と重ねあわせ、もう一度自分がその家族に生まれた意味を問い直すだろう。
そして今まで見えなかった、もしくは無意識に見ようとしなかった愛に目覚めていく。
ふつう「家族再生」の物語というと、せまい世界に限られるだろうが、この本の舞台はメキシコであり、マヤ族とウイチョル族やマサテク族の叡智に学びながら、あの世とこの世を包括する巨大なスケールの物語だ。
マヤ族やマヤ暦に関することも、「神の肉」を読めば奥深い知識が得られるだろう。
毛糸絵画ネアリカとの出会いやウイチョル族の巡礼もくわしく書いてある。
実在のプロレスラーをモデルにしたラトルマンや魅力的な登場人物たちがきみといっしょに旅を彩ってくれる。
この本を読めば、日本にいながらにしてのメキシコのもっとも奥深い「夢見る大地」を旅できるのだ。
それはきみが鍵をなくしてしまった君自身の潜在意識への扉を開く旅でもある。
そこできみは「本当のきみ」と出会い、ソウルメイトの意味を知り、とてつもない喜びと感謝に号泣するだろう。
「ああ、もう終わっちゃうの~」と最後のページを閉じたとき、きみは新しい自分に生まれ変わっていることに気づくだろう。




2012年11月5日発売


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