2015年7月2日木曜日

「ケチャップ」

AKIRAさんの書籍紹介です。

ご注文はこちらから。

ケチャップ紹介VTR



晶文社 より
1,600円


80年代を放浪に明け暮れ、5年にわたりアメリカのどん底を旅したAKIRAの描くニューヨークは、バイオレンスとエロスの交錯するディープなアンダーワールド。
そんな世界で花開く友情と再生と愛の物語。




 第1章 独立記念日

 第2章 迷える子羊たち

 第3章 慈悲の街

 第4章 地上より永遠に

      寄せ書き (田口ランディ)



中身は読んだ人だけのお楽しみだけど、ちょっとだけ紹介しておこう。
舞台はアメリカ。
アーティストやジャンキーの住むニューヨークのイースト・ヴィレッジからはじまり、
シカゴからサウス・ダコタまで、息もつかせぬ大逃避行がくりひろげられる。
主人公は日本人アーティストであり麻薬の売人のアキラと、
キューバ出身のオカマ・スプーキー、破天荒な女子中学生エッグの3人だ。
もちろんオレの体験にもとづいた自伝小説だが、「COTTON 100%」が自伝100%だとすると、
「ケチャップ」は自伝80%。残りの20%がこの小説の魅力をにぎっている。
 「世界一おもしろい小説を書いてやる!」
そうオレは決心し、とてつもないスピード感と、めくるめく驚きが連続する物語を完成させた。
作家仲間ロバート・ハリスはこんな帯を書いてくれた。

 この物語は地獄から天国までのローラー・コースター・トリップだ。
 振り落とされないようにしっかりとつかまって
 このとてつもなく面白いストーリーを堪能してほしい(帯:ロバート・ハリス)

もうこれは読むドラッグである。
1行目を読んでしまったが最後、君は本を閉じられなくなる。
盟友、田口ランディさんはこんな感想を寄せてくれた。

 家に戻ったらケチャップが着いていた。
 明日から屋久島なので、一気読みしました。
 ……というか、一気読みしちゃうくらい面白かった。ドライブ感がたまらないです。
 ジャットコースターに乗ってるみたい。コニーアイランドみたいな遊園地に紛れこん
 だような、スリリングで、せつなくて、バカげてて、すごくいいです。
 エッグの父親が火事で死ぬところとか、ところどころかなりぐっとくるシーンが
 あって、それが効いている。暴力シーンも私好みにエグくてすごくいいです。
 肛門から頭を入れちゃう……って、話には聞いたことがあるけど、本当なんだ……。
 エッグが子供を産むことを決意するのも、私が女だからかもしれないけど泣けたなあ。
 それから、外国人がよく描けているなあ…と、劇画タッチの外国人が妙なリアリティ
 をもってる。映画を見てるような気分になる。人相が映像で見えてくる感じ。
 こういう話は私は絶対に書けないなあ、とちょっと羨ましくなった。
 で、内容的にまったく文句なく傑作だと思います。  (田口ランディの寄せ書きより)

AKIRA作品を読んだことのある者なら誰でも知っているが、強引に腕を引っ張られ、
異世界をいっしょに旅し、読み終わった後には、とんでもなく幸福な読後感に包まれる。
喜びも悲しみも、聖も俗も、崇高さも愚かしさもすべて内包し、
人間が愛しくて愛しくてたまらなくなる。
あらゆる常識や道徳をふっ飛ばし、君を幽閉していた牢獄を木っ端微塵に破壊してくれる。
たった1冊の本が君を自由にするんだ。
生きづらさをかかえる者も、
本当の自分を探している者も、日常に物足りなさを感じている者も、
クリニックやカウンセラーやヒーラーに何万円も払うより、

1600円の「ケチャップ」を買いなさい。




2012年8月3日発売

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