2015年7月2日木曜日

「 cotton100% 」

AKIRAさんの書籍紹介です。

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幻冬舎文庫 より
700円


五年間にわたるアメリカ大陸放浪を凝縮させたロードノベル
黒人、インディアン、ホームレス、娼婦、エイズ患者、麻薬中毒者、ギャンブラー、アーティスト、
社会の底辺に暮らす人々との出会いから 、誰も描きえなかったアメリカの深層部が見えてくる。

NHK日本の百冊にも選ばれたAKIRA伝説の一冊。



 PROLOGUE プロローグ
    きっとステキなトリップになるさ。
 NEW YORK ニューヨーク
   ''HAPPY'' END OF THE WORLD にむかって!
 HARRISBURG ハリスバーグ
   「プァッハッハッハッハッハッハー」
 DETROIT デトロイト
   自由ほど、さみしいものはない。
 CHICAGO シカゴ
   落ちろ! 落ちろ! 落ちろ!そして目覚めろ!!
 OMAHA オマハ
   「ジーザスに……わ、わき毛が生えてるんです!」
 WOUNDED KNEE ウーンデッド・ニー
   一斉射撃で皆殺しじゃ。
 YELLOW THUNDER イエロー・サンダー
   「ボーズ、あんまりムチャすんなよ」
 CHEYENNE シャイアン
   「フレンド、フレンド、ケラケラケラ」
 SALT LAKE CITY ソルトレイクシティー
   「ぐぐぐ、ぐぇんき、でな」
 OAKLAND オークランド
   『霊長類 ヒト科 世界で最も危険な動物』
 SAN FRANCISCO サンフランシスコ
   「会わせたいのは、この子よ」
 LOS ANGELES ロスアンジェルス
   ダメはちょうだい、ヤメテは入れて!
 LAS VEGAS ラスベガス
   ハ、ハミ毛まで見たんですね?
 GRAND CANYON グランドキャニオン
   まるで夢見る真珠のようだ!
 OLD ORAIBI オールド・オライビ
   みんなみんな死んじゃえばいいんだ!
 WIND ROCK ウィンドロック
   あっ、空が、空がふってくる!
 EL PASO エルパソ
   テロリストよ、銭湯の壁を破壊せよ!
 SAN ANTONIO サンアントニオ
   変態さんが世界を救う!
 NEW ORLEANS ニューオリンズ
   COTTON、COTTON、COTTON …… 綿花の海だ。
 NEW YORK ニューヨーク
   「あんたみたいなヒネクレ者、見たことないわ!」
 EPILOGUE エピローグ
   この惑星のどっかで会おう。
 TIME TRAVEL
   新たなる一章

   あとがき
   文庫本のためのあとがき
   解説 雨宮処凛






逃げろ、逃げろ、逃げろ!!
 ――恋に破れたオレはNYを捨て旅に出た。アメリカ大陸をヒッチハイクで横断しながらシカゴでホームレス見習いになり、LAでマヤ人とエッチな歌を熱唱し、ラスベガスで土下座している教授を助け、そして再び混沌のNYへ。最底辺の人々とボロボロになって人生の偉大さを思い知る、不朽の傑作&ぶっ飛びロードノベル。
 すべてはここからはじまった。AKIRAの原点は、すべてこの作品に濃縮されている。ホームレス、ジャンキー、泥棒にまで堕ち、アメリカの底辺を旅した魂の記録である。

「たとえばこの平均台を歩いていけば、安定した地位や名誉や成功が待っているよと誘われる。
 もしもそこから落ちたらば、真っ暗闇の地獄だぞって脅される。みんなあせって青い顔してバランスとって、このせまーい一本道をだまって行進してくんだ。
 オレだって、踏みはずしたときゃビビったよ。ところがだ、落ちてった先にはいったい何があったと思う?
 地面だよ。
 落ちろ! 落ちろ! 落ちろ!
 そして目覚めろ!!」

 つまづいて、傷ついて、へこんでる君へ、

 オレといっしょに旅に出てみないか?



「人間には無限の可能性がある」
なんて、悟ったような有識者がほざくけど、おめえら限界までいったことあるのかよってツッコミいれたくなる。僕は「無限の可能性」と「自分の限界」を知りたくって、25年間も人体実験をくりかえしてきた。ニューヨークではコカインの売人をやりながらヘロイン中毒におちいり、アマゾンのジャングルでひとり断食したり、メキシコの聖地では致死量のキノコを食う。全てが「つくりごと」じゃない「リアル」。
そして、「COTTON100%」もそんな生と死のぎりぎりから発した小説だ。

 50カ国以上を旅して思う。オレが訪れた国の人々は、海外旅行など夢の夢だ。今回の生で日本っていう国に生まれたんだから、限界まで「今、ここに在る世界」を知りたいんだ。もし君が自分の「限界」と「可能性」を知りたかったら、読め!!

 







28歳のオレが戦争中のイランで書きなぐった処女小説が、さまざまな形で26年間も読み継がれ、文庫として、さらに多くの人々に広がっていく。
「COTTON 100%」はもはや伝説である。
一九八八年、中国のシルクロードからパキスタンをとおって戦争中のイランにはいった二十九歳のオレが書いた処女小説だ。
イラク軍が空爆するなか、八月の四十度を越す安ホテルで素っ裸になってこの物語を書き殴る。
イランを横断した一ヵ月で「COTTON 100%」の原形は完成した。
その後五年間、オレはギリシャ、イタリア、スペインに住む。
マドリッドで知り合った池ちゃんという友人に「COTTON 100%」の清書をたのんだ。
母親のガンがきっかけで帰国した九二年、この原稿に感動した山田さんが活字に直してくれた。それを読んだギャラリーのオーナー田中さんが自主出版してくれた。帯には「君の人生を変える究極のネオ・ビート小説」と書かれていた。




500部限定の自主出版本。
読み終わったら必ずまわすように指示される「回覧板形式」を採用した。
シドニーの電車の中で目撃したという証言もあった。





1998年同文書院より出版。
出版記念パーティーでは前代未聞の血のサイン会を行い
200人を超える観衆とフォーカス、フライデー、
フラッシュなどの報道陣がつめかけ大盛況だった。



1998年に同文書院から出版された「COTTON 100%」は若者たちから熱狂的な支持を得た。
同文書院が倒産し、2004年現代書林から復刊される。



2004年現代書林より出版。
新たなる一章と数奇な運命を描いたあとがきが加筆され、
現代の神話は完成した。





2009年、NHKの「日本の100冊」という番組で、雨宮処凛ちゃんによって紹介された。


これから先、何年、何十年生きるかわからない。だけど私は、生きている限り.これから何度も「COTTON 100%」を読み返すだろう。「COTTON 100%」は私の道しるべであり、そして生涯をかけての私の見方だと思うからだ。この本に出会えたすべての人に、『「COTTON 100%」に出会えておめでとう』と、伝えたい。あなたの人生は、確実に今日から、前よりずっと面白くなる。  (雨宮処凛の解説より)







2013年8月1日発売

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