ラベル

2017年5月4日木曜日

創作シーズンに突入している。≪ 服飾と立体造形 ≫



先日注文したロックミシンがきのう届いた!

2年前、服飾の専門学校の夜間に2ヶ月ちょいだけ通っていた頃にもロックミシンが欲しかったんよね。

その頃は直進縫いのミシンを買った。


机の上をスッキリさせたら、AKIRA服の手直しという仕事が増えたよ。選択は2つ。
→ ライブ中に股間や脇の部分が破れるように仕組む。
→ 真面目に手直しする。
仕組むのは至難の技だから、普通にやるか。( ̄▽ ̄)
しの「お直しのとこに出せば良いじゃん」
あ「そこまでしなくて良いのよ。ザッとやってあれば。ちゃちゃっとやってくれたら良いから」
しの「あー!よくいるよね!絵を描ける人をつかまえてちゃちゃっと絵を描いてよって言う人〜!」
あ「いるよねいるよね〜!」
しの「お前だよ!!(☝︎ ՞ਊ ՞)☝︎」
そんなやりとりをして、今、目の前に服がある。
はじめてAKIRAさんに向かってお前と発してしまったよ。
明るいうちにやろう。

そんな感じで、
AKIRAさんの服を手直しし始めたんだけど、

そしたらfacebookで2年前のタイムリーな投稿が出てきた。


パパが亡くなり、大阪から札幌へ拠点を移すときに、服飾を学びたいと思い、
前述したように服飾の専門学校の夜間に前期だけ通いはじめるときの投稿。


その頃、私はペットの絵を描くオーダーメイドペインターと、
服をリメイクするオーダーメイドリメイカーとして
活動していきたいと書いていたんよね。

1年後の私はジャケットを作れるようになっている予定!!
この世の中は、すでに多くの衣服で溢れている。
私はそれらを活用し、
そこに新しい自分の可愛い!と思うような生地も掛け合わせ、
そして私のイラストもプリントして新しい魅力的な普段着として利用できる洋服を作っていきたいと思っている。
名付けてみると、
オーダーメイドペインターとオーダーメイドリメイカー(造語)として活動を展開させたい。

なーんて書いていた。
学校に通いだして、レポート提出のために見に行った展覧会での出会いにより、
私は個展をする流れが生まれ、個展に向けて大きい絵を描いていたらAKIRAさんに出会い、その大きい絵をライブの背景として使うことになったりと、まぁいろんなうねりのような流れがあり、1年後にはジャケットを作れるようになるどころか、服飾とはまったく違う方向へ動いていた。




オーダーメイドペインターとしてご家族の一員であるペットの絵を描きますよってやっていた。ペットの絵は、プレゼント用に依頼されることが多かった。
今でも注文を受ければやっている。


そして時は過ぎ、先日AKIRAさんに服の手直しを頼まれたタイミングで過去に自分が書いたオーダーメイドリメイカーとして活動したいという言葉に、「うわ!ある意味、2年前の希望が叶ってるやん!」とか思った。



ひさしぶりに裁縫したら楽しくて楽しくて。


「ちゃちゃっとやってくれたらいいから」と言われても、120%で返そうとしちゃう私。

やるんだったら自分が納得するものにしなきゃ気が済まない。

おせっかいだと言われようがなんでもいい。
(おせっかいとはちがうか、なんていうんだ?)
そんな私に頼んだあなたが悪いのよ。みたいな感じ。



カーブ定規を見ると、それっぽいよね。
服飾っぽい。
書いてるのは、めっちゃ直線やけど。( ̄▽ ̄)
太かったパンツをスッキリ細身に改造。

ちゃんとアイロンをつかうぞ。
ちゃちゃっとやってって言う人は、
おそらく裾をほどいてまでやるとは思わないだろう。
何も考えないで依頼しているだろう。
アイロンで折り目をくっきりさせて、
縫い終わった。

見た目はもうなにもわかんない。
めっちゃキレイに出来たやん!さすが私!と自画自賛。





つぎはジャケット。

十字架がポイントなジャケット。
すでに右腕の方は仮縫いしてる写真。
この状態だと袖が長すぎてギターが弾けないとのこと。

肩が盛り上がるデザインなんやけど、
手が出る長さに肩の中に袖を折り込んで縫っちゃってと言われたが、
やるなら袖をはずして付け直そうと、解体。

こんなに長い。白い線がカット部分。

教科書を処分しようと思っていたが、残していて役立った。
捨てないで良かった~!

んで、付け直す。

肩の部分。
なんかな~。
なんだかな~。

納得がいかなかった。

そして私なりに改良したのがこちら。
肩の方の革に丸みを持たせ、カーブをきれいに出す。
これって結構、見た目に違いが出ると思う。


ただ、私が羽織ってみても肩幅がちがうからどうなのかわからない。


うーん、ボディがほしい。またの名をトルソー。

ミシンは自分では作れないが、ボディなら作れるんちゃう?

作っちゃう?


そんな感じで、作りはじめた。


いやぁ、バカだよね。
 「ボディほしいな!」
 「じゃ、つくるか!」
 「車庫にスタイロフォームがあるぜ!」
 「マイクスタンド使えんじゃね?軸にしちゃえ(´∀`*)」
 「沖縄で撮影した写真参考に使えんじゃん」
そんな感じでボディを自作しようとしている。
なぜここまでしてるのか自分でもよくわからないが、
作らなきゃスッキリしない。
じゃあ作ってみよう。
 ここから妄想。
  あ「しののとこにマイクスタンドあったよな?」
  しの「今はあなたの身体の一部になっています」
  あ「え?:;(∩´﹏`∩);:????」



ネアリカ用に買っておいたボンドが大活躍。

一晩寝かせたものにさらに重ねていく。

ずれないように先を尖らせた割り箸を打ち込む。

スタイロフォームが足りなくて継ぎ接ぎ。
今はこんな状態でボンド乾かし中。
明日、ついに削り出していく。


こういう作業、マジで楽しい。
中学受験を控えた小学校の頃から高校2年に至るまで
立体造形に進もうとしていた私。

こうして叶えてるやん!とか、ふと思った。

服飾とは関係なく、今は立体造形を楽しんでいる。
この波に乗って、自分のボディ制作のためにスタイロフォームを購入してきた。
ゴールデンウィーク中は外出しないと決めていたのにホームセンターに行ってきたよ。

自分の服も作っていこう。
青い髪に似合う服を。


きのうからなぜか萌え萌えキュン♡な曲で作業している。
ライブ配信でエンドレスに流れている。

そんな感じで、
ふと思えば、願っていたことを実現している私がいるなと思ったからブログに書こうと思った。

ブログカテゴリーの服づくりも復活だわ。
カテゴリーじゃなく、ラベルと呼ぶのか。



そうそう!
さらに今年マスターしたいと思っていたシルクスクリーンの材料も買ってきたんよ!


シルクスクリーン用に購入したスキージ(インクを平らに引き伸ばすへらみたいな)は、
ボディつくるのに、ボンドを引き伸ばすのに使っちゃったわ。( ̄▽ ̄)めちゃべんり。




なぜここまでしてるのか自分でもよくわからないが、
作らなきゃスッキリしない。

と書いたが、これってそういう流れってことなんだろうね。


思ったのは、納得いく写真を撮るために、数うちゃ当たるという感覚で何千枚と写真を撮りまくった。
服づくりも、とにかく数だ。

どんどんやってみることだわ。って思った。

自分の技術のなさに絶望しているもんね。

まだまだやってみていないからだけど。


服づくりは技術をある程度学んだ方が飛躍率は高い。

あぁ、私が今、学びたいことは服づくりをもう一度だわ。

そう思った。



AKIRAさんはいつかファッションブランドを作りたいと言っている。


いやぁ~やばいね、この流れ。

化学反応起きちゃったりして。

起きなくてもいいのだ。

私はただ目の前に現れた やりたいことをやるのみ。


そうそう。

今年から、AKIRAさんのクリエイティブプロデューサーって書いてるけど、良かった?ってAKIRAさん本人に今更確認したところ、すんなりOKだった。

と言うことで、

本人公認でAKIRAクリエイティブプロデューサーになりました。


言い方を変えると、AKIRAさんの何でも屋かもしれん。


AKIRAさんはたまに、私が7年片思いをしていた先生と同じことを言ってくる。

「一家に一台たなかしの」と。


私、食事づくりも洗濯も掃除も何にもしないんだけどね。


なんだろ、この「一家に一台たなかしの」って。笑


服を縫い縫いしながら思ったことは、

「ここまで来たら、私はAKIRAさんの何でも屋を極めてやろうじゃないか!!」


そんなことを思った。


思っただけ。



さぁ、作業しよっと!!ヾ(*´∀`*)ノ


私の前に現れたジャケットは神の遣いだと思う。

私をこんな気持ちにさせちゃったから。

どんなだ。