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2017年6月6日火曜日

願望の消失。

先日、家のあちこちに散乱していた画材たちを寝室の水引にしまったんですわ。

いたるところから、なぜか筆一本だけ出てくるという謎の現象が起きたりしている我が家です。

こんだけ絵の具やインクがあるのにもかかわらず、今秋の個展では一切使われない絵の具たち(´;ω;`)ブワッ

毛糸で小部屋を埋め尽くすという謎の使命感に苛まれてしまった私。

大変なことに自ら突っ込んでいってしまったよ。

こちらね↓

 今秋、約2年ぶりに個展することになりました。
 facebook個展イベントページ↓



ペンキの蓋をパレット代わりにしたものが、オブジェになるくらい良い色をしている。

むかーし、同棲していた年下くんがくれたティファニーのネックレスはさよならしたのに、紙袋は未だに私のもとにある。

これも縁なのか。


誰かは言うね。「人がモノを選んでいるようで、モノが人を選んでいる」って。

この言葉を書いてはみたが、掘り下げる気はしない。
ただ書きたかっただけ。






最近は、毎日たなかしの応援団を配信しているのと、そのうえ個展をすることになり、
以前より脳内が言葉を産み出す。

たなかしの応援団では短く端的な言葉にするようにしているが、
うまく短くできない言葉とかもあったりしている。

時が来ればそれがうまく変換されたりするのかもしれない。

その時が来るのは、必要な人に届くベストなタイミングに合わせてなのかもしれない。


たなかしの応援団 きょうのひとことの画像をアルバムにまとめたよ。
https://goo.gl/photos/G6QLRSHSN9zgotHc8
すんごいことになってるよ。


水引の右上の棚に大量のノートがあるが、すべて私のネタ帳。

アイディアノートでもあり、思ったこと感じたこと考えていることを書いている。

読まれたらやばいやつ。

今回のような片づけをしているときに読んだりして、過去の自分から刺激を受けちゃったりする。


これは2010年のノートだ。店内の装飾担当していた時の。

人生なにがあるかわからないもんだ。
生きることはパワーがいる。

万人に好かれることは無理だ。
私のことを好きでない人は居て当然のこと。
そして気にすることはちっぽけなこと。


ちょうどこの頃、同棲していた年下くんができちゃった結婚をしてびっくりしたころだ。
ほんまに人生なにがあるかわからんと思った。
しかし今、人生を楽しんでいる自分がいるからあのときの流れで良かったなって思える。


右のページが気になりますね。
“おたるの「なると」という店のとりがうまい”と書いているではないか。
奈良の友人に、自分の地元北海道のおすすめを教えてもらった大阪に住んでいた頃の私。

7年前の自分よ。
そこに書いたことをすっかり忘れて7年後の雪降る1月にみんなで行くことになるよ。



7年越しで希望を叶えれて良かったね。
これはもう、本当にいい思い出である。



え、みんなが気になるのはそこじゃないって?
“結婚とは…?”のとこだって?

7年前の私が書いたのはね、
固定概念満載で、ツッコみどころもあるだろうが、
ノートに書いてあることをそのまま書くよ。

結婚とは…?
生活になる。1人の時間がめっきり減る。
好きなものを自由に食べるのではなく、相手と合わせる。
それが毎日となる。
 
毎日会っていると相手がいてくれることが当たり前に
感じてしまい、刺激がなくなる。

自分のペースで生活できなくなる。
ささいなことで自分が気にしなくても相手に何か言われたり、
また逆もある。


こりゃまったく制作出来なくなるわ。
結婚生活はいいよ~!と仰る方もいると思うが、私には合わないな。
別居婚というものもあるが、それなら結婚する必要性も全くない。
書類の関係って面倒なだけだ。
互いの家族との関係も出来て、さらに大変だ。


しかし謎なのは、次のページをめくると“29才で結婚する。”とか書いていることだ。

まだまだ結婚に夢を見ていた26才の私。




昨日のfacebookでの“きょうのひとこと”の動画内で、
「以前抱いていた願望が消えたんよ。あ、これブログに書こっかな」と話していたんやけど、
そこにつながるわ。



最近、結婚していてお子さんもいる知人とメールしていて、
その知人は、自分の時間が欲しいわって嘆いていらっしゃったんよね。

やっぱりそうなるよね~って思った。
私の目の前に現れてくださる方々は、
私の代わりにたくさんの経験をして見せてくれるから有難い存在だ。




そんでもって、後日、ママと話していたら、
ママには「もしあんたが子ども出来たら私が育てることになるんだからね」と言われまして、さすがママ、私の性格から危機予測していらっしゃると思った。
「はい、今月も無事にムーンタイムが来たことをご報告させていただきますよ」と私は告げた。


結婚願望はないが、数か月前まで出産願望と、
ウエディングドレスを着てみたいという願望はあったんよ。

出産願望が猛烈に湧き出たときは、周りの人がどんどん妊娠していった。

あ、私の代わりにみんなが体験してくれてるんやな。
私はみんなが歩まない人生を送ればいいんやなって思った。

自分の子どもを見てみたい願望というものを抱くとき想像するのは、
たいてい我が子が赤ちゃんのときや、3~5才くらいのときだ。
子どもは1年ずつ成長しまくる。
たとえば、さっきの2010年の手帳から7年経つ。

出産して7年経てばもうはや小学校入学だ。

そして子どもが出来たら…と想像するときに中学生や高校生になった我が子をあまり想像しない。

高校までに我が子に掛かるお金を考えたら…

まず私は毛糸を買いたいな。個展用の。笑

制作費にしたり、気に入ったアート作品を買いたいね。私。

姪っ子の足。



世界中でいろんな国のイケメンと出会い、そこで出産して、そこでみんなに育ててもらい、私はたまに我が子に会って、おう!元気にしてるやーん!みたいなんもいいなと思った時もあるが、そんなに体力ないわ。笑

妊娠期間を考えたら、創作どころじゃなくなるだろう。

親になることで創作が深まるということもあるだろうが、
その深みは見方による。

私は育てたい願望はなく、ただ覗いてみたいだけ。

そんな私は、眠っている時、濃厚に夢を見る。

子どもがいる夢を見たりするから、それで十分なんだわ。

子どもがいない人生を謳歌して、子どもがいる人生をちょこっと覗き見できている。

私はなんて贅沢なんだろうか。


すべて希望は叶っているやないか。




私がやってみたいと思っていたことを
どんどんいろんなかたが叶えているのを目にして、


もういいや!\( ´ω` )/!ってなった。

願望が消えた。





Audi TTへの願望も消えた。







今朝は、君の名は。のような運命の再会をする2組の男女の夢をみて、
とめどなく涙を流しながら目を覚ました。


ベタな展開に心が惹かれてしまうのはなんなのか。


夢や映画は美しい再会の場面で終わるが、
現実はその先にも人生が続いていく。




私は10年後も想像つかないけど、
想像しない方がいい。

1年後でさえも想像つかない。


目の前のことをガンガンやって、
楽しいことして、
今、やりたいことをして、
関わりたい人とだけ関わって、
来た波に乗っていく。







こちらは服部みれいさんプロデュースの2014年の手帳。
どこかにあったどなたかの言葉。

三十代までは“人からもらう世界”
知恵をもらったり、教えてもらったり、力をもらったり。

四十代は“返す世界”
少しずつ返そう。
自分がいただいた恩や得た情け、それから学んだ知識や、
そして優しさやあらゆるものを返す。
人生そこから伸びる。

私の三十代はのこり7年。
どんどん目の前のことを実践して興味を持ったことを吸収していこうと思う。
四十代は、ペイフォワードで若い世代に私の何かを送ることが出来たらと思う。


けど、意識せずともそうなるだろうから、何も考えない。


私はただひたすらに目の前の興味のあることに対してベストを尽くしていこう。








いろんなところをうろちょろしていたミシンとカメラ機材たちも1ヵ所にまとめたよ。
やっとやっと。やっと。


今秋、約2年ぶりに個展することになりました。
facebook個展イベントページ↓